2008年7月30日水曜日

葛の花

国道107号沿いに秋の七草のひとつになっている「葛」の花も咲き出しました。葉っぱの下に隠れるように咲いている姿は慎ましやかです。この花も上品な香りです……。

2008年7月27日日曜日

第12回子規「はてしらずの道」俳句大会開催

 今日は、湯本温泉のホテル対滝閣で、第12回「はてしらずの道」俳句大会が開催されました。
明治26年、俳人「正岡子規」が秋田県六郷町から山を越え、旧湯田町の下前地区を通り、湯本温泉に投宿しました。子規が曽遊したことを機に、毎年この時期「はてしらずの道」俳句大会を開催するようになりました。この大会で優秀賞他の入選句は行燈に掲載され、一年間灯りがともされることになっております。
 夜、湯本温泉にお越しになってみてください。とても幻想的な俳句行燈の町ですよ……。投句箱は湯本温泉地内やほっとゆだ駅前の観光案内所にもありますので一句投じてみてください。1年後に貴方の作品が俳句行燈になるかもしれません……。

2008年7月24日木曜日

天保無縁塚延命地蔵追善

 今から約175年ほど前、江戸時代後期の天保年間、東北地方は長雨や低温などの異常気象に見舞われて凶作が続いたそうです。真夏の7月に霜が降り、盆の13日に綿入れを着て震えながら墓参りをしたほどで秋田藩でも収穫が皆無に近いところがあったそうです。

 「沢内年代記」に「山に子を捨て、川に打ち込み、我身ばかり他領に逃れる者限りなし。泣き悲しむ声、山野にかまびすし。その死骸累々と道のちまたに満つはびこり、昔、治承・養和の飢饉、源平両家の合戦、元弘・建武の軍に死する人合わせて見るとても、これに増されり。恐しかりし事共なり」とあるように、その惨状は目を覆うばかりだそうです。このため、西和賀地方の領民多数が「秋田に行けば米がある」という噂をたよりに峠を越え、流浪したそうです。

 結局、秋田でも食糧にありつけず、次々に餓死して行ったそうです。田畑を捨て、家族散り散りになって逃れ、力尽きて生き倒れた南部流民の塚が、平鹿地方だけでも六ヶ所以上あるといわれています。
 
 薄井村(現雄物川町薄井)周辺だけでも百十三体もの流民の死骸があり、これをみかねた薄井村の人々が丁重に埋葬し、これを「天保無縁塚」と名付け毎年、7月24日に供養が行われているそうです。

 このような飢饉に峠を越え秋田に食糧を求め餓死した人たちを供養してくれている薄井地区の皆様に感謝すると共に御霊を供養する大切な一日です。

                       天保無縁塚延命地蔵尊170回忌資料から

2008年7月22日火曜日

大暑に思う

今日、午前中のことでした。空模様があやしくなったと思った瞬間、雷鳴とどろき土砂降りの雨になってしまいました。傘を持たずに出掛けましたので、軒下でしばらく雨宿りになりました。それにしてもすごい雨でしたね……。そんな今日は「大暑」といって一年間で最も暑い日とされているそうです。確かに暑いですね。踏切近くの道端にはもう萩が咲いていました。しなやかな枝に赤紫色の花がついてきれいでした。夜になれば秋の虫たちの出番で大合唱です。夜空を見上げればキラキラ輝いている木星が目につきます……。

2008年7月20日日曜日

ノウゼンカツラは真夏の花

 真夏に良く似合う花は、ノウゼンカツラです。軒先で蔓状に伸び黄橙色の花が咲いている光景を見るようになりました。これがノウゼンカツラというきれいな花ですが、花や蕾の汁には毒があるといいます。やはりきれいな花には・・・・・ということなんですね。夏、真っ最中です。外では、この日を惜しむかのように今日も蜩が鳴いています。

2008年7月19日土曜日

土用の入り


 今日は土用の入りです。夏バテ防止のためにうなぎを食べると良いと言われています。毎年土用になると、年配の人たちが「丑湯治に行く」いうことを良く耳にします。どうやらこの土用の間に温泉に入って湯治をすることらしいのです。湯本温泉には「丑の湯」という日帰りの温泉があります。まさにこの「丑湯治」にぴったりの温泉です。
 いよいよ明日から皆さんが待ちに待った「水のカーテン」が無料開放されます。この通路の中は涼しくて、この暑さもすっかり忘れてしまいそうです。是非、あなたも体験してください……。

2008年7月18日金曜日

ナツツバキ咲いたよ!

二、三日前から、西和賀町の天然記念物に指定されている、左草のナツツバキが見頃になりました。場所は、ふれあいゆう星館の麓でブナの森自然塾(旧左草小学校)の近く、平藤勝右エ門さんの所有となっております。このナツツバキに関しては、古くから興味深い言い伝えがあるそうです。大きな花で開花後まもなく散るそうです。今日、尋ねた時もすでに咲いた花は散って辺り一面真っ白になっておりました。さながら、白い花のジュータンのようでした。このナツツバキは、平成9年7月7日、天然記念物に指定されました。
この辺り、夜は源氏蛍が舞う「ほたるの里」です。この連休、あなたも尋ねてみませんか……。

2008年7月16日水曜日

窓の外では蜩たちが……

                  今日も暑い日でしたね……

2008年7月15日火曜日

ノカンゾウ見つけました

この間見つけたドクダミの隣にノカンゾウが咲き始めました。ドクダミの白色と対照的にハットするような色彩でした。この花に似た花でヤブカンゾウがあるそうです。これは八重咲きになっているのでノカンゾウとは違うそうです。茂みの中にある鮮やかな朱色が目に飛び込んできました……。

2008年7月12日土曜日

鮎釣解禁

今朝、6時に和賀川で鮎釣解禁となりました。先月8日、町内三箇所に合計400㎏の鮎の稚魚を放流したそうです。ここの鮎はきれいな水の中で育っているせいで、県内でも美味しいと評判です。鮎の塩焼きなんていいですね……。太公望の皆さんが待ち望んでいたシーズン到来です。

2008年7月11日金曜日

ママチャリで日本縦断!


本日、午前中ママチャリで日本縦断している、千葉県香取市出身の大野和隆さんが観光案内所を訪れました。体力気力とも素晴らしい方で感心しました。長い道中ですから、健康管理が一番大切だとお話しておりました。無事、日本縦断しますように応援しております。西和賀町の副町長さんから町を訪れた証明書を書いていただきたいへん感激しておりました。達筆なことと心優しい方でした……。とおっしゃっておりました。

2008年7月9日水曜日

ドクダミ見つけました






日蔭でひっそりした中に白い花を見つけました。それは、ドクダミでした。近所のおばさんが、土用の間に採り、土用干ししたものを鼻に詰めていたことを思い出しました。あのおばさんはどうやら鼻が悪かったようで鼻に詰めて治療薬として使っていたのでした。このドクダミは民間治療薬というようです。でも、あの独特の臭いは苦手です……。

2008年7月8日火曜日

暑中お見舞申し上げます


2008年7月6日日曜日

明日は七夕です

明日は七夕です。このたび「岩手・宮城内陸地震」で被災された方々の一刻も早い復興をお祈りして短冊に書くことにします。織姫星と彦星、見られるかな……

2008年7月4日金曜日

ここは「岩手中部エリア」です

いわて・平泉観光キャンペーンとして「いわてスタンプラリー」も始まりました。期間は7月1日(火)~9月30日(火)までとなっております。岩手県を大きく五つに分けています。「県北エリア」・「三陸エリア」・「盛岡・中央エリア」・「平泉・県南エリア」そしてこの地域は「岩手中部エリア」になっております。チェックポイントマップに記載されている施設でスタンプラリーはがきを入手し、2エリア以上のスタンプを集めて応募すると抽選で100名様に「幸せ賞」が当たるというものです。ここのマスコットは「そばっち」といいます。湯夢プラザ内の観光案内所カウンターにスタンプを設置しておりますのでご利用ください。

2008年7月3日木曜日

雨が似合う紫陽花

午後2時半頃から雨が降り出した雨はしだいに傘が必要なほどになりました。でも畑の農作物にとってはいいお湿りのようでした。そして、この雨がとても良く似合っていたのは紫陽花でした。雨の滴を受けてとても生き生きと見えました。梅雨の時期、ヒロインとなるのは紫陽花のようです。蜩が鳴き、今日も夜の帳に包まれました。今宵は新月とか……。

2008年7月1日火曜日

あやめが咲き始めましたよ!

半夏生の今朝、錦秋湖総合公園内にある「あやめ園」に行って見ました。紫色や白色のあやめが咲き始めたところでした。しばらく見ていると西高校生が自転車に乗って、こちらに向かい元気な声で「おはようございます」と挨拶してくれました。こんなに早くどうしたのかと思って聞いてみると、朝6時から8時までクラブ活動(漕艇)を終え、これから5㎞先にある高校まで自転車に乗って行くと言いました。授業終わるとまたここの公園まで自転車で来て、7時頃までクラブ活動をするといいます。小麦色に焼けた笑顔と清んだ瞳が印象的な高校生たちでした。高橋尚子選手に続いて、是非とも頑張ってほしいものです……。