今朝、夜明け前の北天には、北斗七星が輝いていました。
北斗七星が消えると同時に、東の空は黄色からオレンジ色に変わります。
ちょうど、コウテイペンギンの色みたいでした。
今朝は、この冬一番の冷え込みだったようです。
当楽も耳取の寒暖計はどちらも氷点下１２度となっていました。
寒中なのに、春と間違えるような気候でした。この陽気で、錦秋湖の水も温みました。暦では厳寒中というのに、俳句では春の季語がピッタリする一日でした。先週の土曜日に降った雨雪は、少しだけ茶褐色だったように記憶しております。中国大陸の黄砂が飛んで、雪に混じったのかと思っております。間違っていたらお許しください……。
今朝方にかけて降った細かい雪は、きっと細雪というものだと思います。錦秋湖湖畔の木々はうっすらと雪化粧し、風情ある景色になりました。でもたちまち、雪は溶けてなくなりました。雪って色々あるものですね……。
小雪・大雪・深雪・粉雪・綿雪・小米雪etc。
今日、千葉県銚子市のＫさんからこんなお問合せがありました。「いのちの作法」を拝見し、たいへん感銘を受けました。そこで、雪解けの頃、西和賀町に一泊二日の旅をして、勉強をしたいと考えています。つきましては、町の観光資料を送っていただきたいのです……という内容でした。早速、観光資料送付の手配をさせていただいたところです。雪解けの頃、Ｋさんはこの町を訪れてくれます。
今朝、国道１０７号の当楽付近は猛吹雪でした。前走行車両のテールランプが見えなくなるほどでたいへんでした。さて、今日は小正月ということですから、西和賀地方の家庭でもいろいろな料理を作ると思います。団子とか餅とか赤飯とかいろいろです。甘いものをいただいた後は、西和賀の「一本漬け」が最高ですね。こう冷え込むと、一本漬けの中に氷の筋が入ったものがより一層うまいものです。でも近年の住宅事情ではこういった大根を見かけることは少なくなりました。この間、ご縁ありまして噂の「定右ェ門の贅沢漬け」をお相伴にあずかりました。噂のとおり、とても美味しくいただいてしまいました……。
昨晩、東の低空にでっかいお月様がでました。両手を出したら、すぐ届きそうなくらいの位置でしたが、すぐに天上に動いて行ってしまいました。雪あかりと月明かりで辺りは凛とした光景になりました。昨晩の月は満月だったそうです。満月の月明かりは神秘的です。なんとなく引き寄せられそうになりますが、私だけでしょうか……。
この寒空に、枯れ木に実がついたような光景があります。雀たちが寒さから守るため、羽根の中に空気をため込んでいるせいで、ふっくらとしてまん丸です。コロコロとしてとても可愛く見えます。群れになって、何かエサを探しているようですが、この雪の上には何も食べるものがありません。可愛そうです。
