2009年7月8日水曜日

蜩の初鳴き

昨日の夕方、今年始めて蜩の初鳴きを聞きました。湯夢プラザ北側にある森の方から、カナカナカナ……ともの悲しい鳴き声でした。明治の俳聖 正岡子規が秋田県六郷町(現、美郷町)から黒森峠を越えて西和賀町下前に着いたのは、明治26年、子規27歳の夏のことといいます。その時、子規は次のように詠みました。「蜩や夕日の里は見えながら」蜩の鳴き声にたいへん感嘆したようですね……。