2008年1月17日木曜日

定右エ門の贅沢漬

西和賀の冬の食べ物として有名なものは、「一本漬」です。大根を切らず塩で漬け込んだものですが、野々宿の屋号「定右エ門」さん宅の「一本漬」が脚光を浴びています。大根に塩だけまぶして漬け込む従来の「一本漬」と異なり、麹・玄米・米酢・焼酎・鬼辛子・鷹の爪・塩・ザラメを入れて漬けた贅沢な漬け物で、これを「定右エ門の贅沢漬」といいます。ロマンスグレーの5代目当主が、材料を全て計測して漬けるというこだわりようで、この「一本漬」は春先までおいても味が変わらないという絶品です。「定右エ門の贅沢漬」のチラシは、5代目の当主が書いたものです。 漬け物の腕もさることながら、筆も立つ方です。定右エ門5代目当主とは、西和賀町副町長の高橋定信さんです。