2007年11月6日火曜日

大銀杏


紅葉も終わり、いよいよ冬の足音が聞こえるようになりました。この季節、西和賀では根雪時期として、町指定の大銀杏の落葉を目安にしています。樹齢920年、樹高が33m、幹周りが8~11mで大人が7~8人手を広げた大きさで、岩手の巨木で11番目という大きな銀杏です。霜がおりて冷え込んだ朝、太陽が昇った7時半頃から約1時間ほどで一気に落葉してしまい、その21日後には根雪になると言い伝えられています。また、大銀杏の幹には乳瘤のようなものがあり、祈願すると母乳が出るようになるとも言われています。大銀杏の横には八幡宮の拝殿があり、本殿はその後方を10分ほど登ったところにあります。大銀杏はとてもありがたい木です。