湯夢プラザに草月流の先生が椿の花を生けてくれています。そのお陰で心に安らぎを与えてくれています。その椿の葉が今朝一枚落ちていました。この椿の葉を見て、学生時代に修学旅行で行った先の椿のことを思い出しました。そこにいる係の方がこんな説明をしてくれました。「昔の人は、この椿の葉に、先のとがったもので恋文を書いて交わしていたそうですよ……」と言いました。子供ながらに、なんて雅な世界だったんだろうな……と思ったものです。試しに、この葉にシャープペンシルの先で「椿」って書いてみたら、字が浮き出てきました。あの時代には、こんな楽しみ方をしていたのですね……。